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- 嵯峨本『伊勢物語』 @text:ise
- ====== 嵯峨本『伊勢物語』 ====== {searchform ns=text:ise} {{tablelayout?rowsHeaderSource=Auto}} | 作品名 | 伊勢物語 ... s://doi.org/10.20730/200024817|国書データベース 国文学研究資料館蔵『伊勢物語』]] ... | ===== 凡例 ===== * この電子テキストは嵯峨本『伊勢物語』の校訂本文と翻刻及び底本挿絵の画像です。 * 底本は嵯峨本です。 * 校訂本文について
- 群書類従 @rhizome
- 23| |二七二|小馬命婦集|第一五輯|525| |二七二|馬内侍集|第一五輯|529| |二七三|伊勢集|第一五輯|540| |二七三|中務集|第一五輯|560| |二七四|加茂保憲女集|第一五輯|57... 599| |二七六|相模集|第一五輯|633| |二七七|赤染衛門集|第一五輯|654| |二七八|伊勢大輔集|第一五輯|686| |二七八|康資王母集|第一五輯|693| |二七八|弁乳母集|第一五輯|... 六|連歌新式追加並新式今案等|第一七輯|103| |三〇六|漢和法式|第一七輯|114| |三〇七|伊勢物語|第一七輯|121| |三〇八|大和物語|第一七輯|154| |三〇九|竹とりの翁物語|第一七輯... 百番歌合(源氏狭衣歌合)|第一七輯|427| |三一三|源氏物語願文|第一七輯|449| |三一四|伊勢源氏十二番女合|第一七輯|451| |三一四|源氏人々の心くらへ|第一七輯|474| |三一五|源氏
- 巻11第35話 藤原伊勢人始建鞍馬寺語 第卅五 @text:k_konjaku
- 今昔物語集 ====== 巻11第35話 藤原伊勢人始建鞍馬寺語 第卅五 ====== 今昔、聖武天皇の御代に、従四位にて藤原の伊勢人と云ふ人有けり。心賢くて智り有り。 其の時に、天皇、東大寺を造給ふ。此の人、其の行事として有る間、心の内に思はく、「... 中より谷の水流出たり。絵に書ける蓬莱山に似たり。山の麓に副て河流れたり。此の所に、年老たる翁出来て、伊勢人に告て云く、「汝ぢ、此の所を知れりや否や」と。伊勢人、知らざる由を答ふ。翁の云く、「汝ぢ、吉く聞け。此の所は霊験掲焉ならむ事、他の山に勝れたり。我れは此の山の鎮守として、貴布禰の明神と云ふ。此にして多の
- 伊勢物語 @rhizome
- ====== 伊勢物語 ====== いせものがたり ===== 概要 ===== [[平安時代]]初期の[[歌物語]]。作者不詳。10世紀なかばに成立したと考えられる。 「伊勢物語」という題名は『[[源氏物語]]』絵合巻にすでに見られるが、名称の由来は不明。いくつかの説があるが、第69段のエピソードから「伊勢斎宮物語」と名づけられたという説が有力である。 また、『在五が物語』([[源氏物語]])・『在中将... 』([[更級日記]])・『在五中将の日記』([[狭衣物語]])などとも呼ばれたが、平安時代末期以降『伊勢物語』の名称が一般的になった。 ===== 内容 ===== [[在原業平]]をモデルとした人
- 第9話 伊勢大輔、歌の事 @text:kohon
- 古本説話集 ====== 第9話 伊勢大輔、歌の事 ====== **伊勢大輔哥事** **伊勢大輔、歌の事 ** ===== 校訂本文 ===== 今は昔、紫式部、上東門院((一条天皇中宮彰子))に歌読み優の者にて候ふに、大斎院((選子内親王))より、春つ方、「つれづれ... られければ、源氏は作りて参らせたりけるとぞ。 いよいよ心ばせすぐれて、めでたきものにて候ふほどに、伊勢大輔参りぬ。それも歌詠みの筋なれば、殿、いみじうもてなさせ給ふ。奈良より年に一度、八重桜を折りて持て
- 巻8第22話(97) 伊勢(歌) @text:senjusho
- 撰集抄 ====== 巻8第22話(97) 伊勢(歌) ====== ===== 校訂本文 ===== 昔、伊勢と聞こえし歌詠みの女、世の中過ぎわびて、都にも住み浮かれなんどして、世に経(ふ)べきたづきもなく侍りけるが、太秦(うづまさ)((広隆寺)... るほどに、輿・馬乗りつれて、ゆゆしげなる人の通り侍りけるが、何とか思ひ侍りけん、この堂に入り侍れば、伊勢、すべき方なくて、後ろの方へ行き侍るに、この中のあるじと思しき僧のをびきて、「かやうのこと申すにつけ... ける妻に別れ、「見目(みめ)・形(かたち)あでやかに、心ざまのわりなからん人がな」と思ひけるに、この伊勢を得てければ、心のままにぞ侍りける。 ===== 翻刻 ===== 昔伊勢と聞えし哥読の女世
- 第69段 昔男ありけりその男伊勢の国に狩りの使に行きけるに・・・ @text:ise
- [[index.html|伊勢物語]] ====== 第69段 昔男ありけりその男伊勢の国に狩りの使に行きけるに・・・ ====== ===== 校訂本文 ===== [[sag_ise068|<<PREV]] [[index.html|『伊勢物語』TOP]] [[sag_ise070|NEXT>>]] 昔、男ありけり。その男、伊勢の国に狩りの使(つかひ)に行(い)きけるに、かの伊勢の斎宮(いつきのみや)なりける人((文徳天皇皇女恬子内親王)
- 巻24第31話 延喜御屏風伊勢御息所読和歌語 第卅一 @text:k_konjaku
- 今昔物語集 ====== 巻24第31話 延喜御屏風伊勢御息所読和歌語 第卅一 ====== 今昔、延喜の天皇((醍醐天皇))、御子の宮の御着袴(はかまぎ)の料に、御屏風を為させ給て、其の色紙形に書くべ... く思食し廻して、藤原伊衡と云ふ殿上人の、少将にて有けるを召ぬ。即ち参ぬ。 仰せられて云く、「只今、伊勢御息所の許に行て、『此る事なむ有る。歌読て』」とて遣はす。此の御使に伊衡を遣す事は、此の人、形ち・有
- 11 いかにもまつたき福人あり茶の湯といふには何がいるものぞやと・・・ @text:sesuisho
- るものぞや」と。「数寄(すき)には第一の嗜(たしな)み、茶壺候ふよ」。「さあらば、一つ求めたい」。「伊勢より尋ね出でしこれは、藤助郎とて良き壺」と言ふを、代八貫に買取り、福人秘蔵(ひさう)し、名を「平家法華経伊勢物語」と付けたり。 人、その故事を問へば、「平家とは家((箱))がひらさに、法華経とは八貫((八貫・八巻))に買ふ。壺の出処(しゆつしよ)は伊勢物なり。わざとさしたる家((あつらえた箱))にてなければ、持ち歩くたび、かたりかたりと鳴るほどに」。... 5l にはなにか入物ぞやと数寄には第一の嗜茶 壺(つぼ)候よさあらは一つもとめたい伊勢より尋出し これは藤助郎とてよき壺といふを代八貫に かひとり福人秘蔵し名を平家法華経
- 98 内宴は弘仁年中に始まりたりけるが長元より後絶えて行なはれず・・・ @text:chomonju
- 「二反」は底本小書。以下同じ。))・鳥の破・席田(むしろだ)二反・賀殿(かてん)の急・美作二反、律、伊勢の海・万歳楽・青柳・五常楽・更衣(ころもがへ)、これら((「これら」は底本「われら」。諸本により訂正... )篳篥・中将俊通朝臣((藤原俊通))箏・実国朝臣((藤原実国))笛。安名尊・鳥の破・美作・賀殿の急・伊勢の海・万歳楽・更衣・三台の急・五常楽の急。このたびの遊び、ことにおもしろかりければ、主上興に入らせお... 90287/viewer/83 へし呂安名尊(二反)鳥破席田(二反)賀殿急美作(二反) 律伊勢海万歳楽青柳五常楽更衣われらをそ 奏せられける抑大監物周光はちか比の侍学生の中 にきこえある... ふ事なし内大臣拍子梅察重 通笙新三位季行卿篳篥中将俊通朝臣箏 実国朝臣笛安名尊鳥破美作賀殿急伊勢 海万歳楽更衣三臺急五常楽急このたひの遊こ とにおもしろかりけれは主上興に入せをはしましけり
- 第71段 昔男伊勢の斎宮に内の使にて参れりければ・・・ @text:ise
- [[index.html|伊勢物語]] ====== 第71段 昔男伊勢の斎宮に内の使にて参れりければ・・・ ====== ===== 校訂本文 ===== [[sag_ise070|<<PREV]] [[index.html|『伊勢物語』TOP]] [[sag_ise072|NEXT>>]] 昔、男、伊勢の斎宮(いつきのみや)に、内の使(つかひ)にて参れりければ、かの宮にすきごと言ひける女、私(わたくし)ごとにて、 ちはやぶ
- 第72段 昔男伊勢の国なりける女またえ逢はで隣の国へ行くとて・・・ @text:ise
- [[index.html|伊勢物語]] ====== 第72段 昔男伊勢の国なりける女またえ逢はで隣の国へ行くとて・・・ ====== ===== 校訂本文 ===== [[sag_ise071|<<PREV]] [[index.html|『伊勢物語』TOP]] [[sag_ise073|NEXT>>]] 昔、男、伊勢の国なりける女、またえ逢はで、隣の国へ行くとて、いみじう恨みければ、女、 大淀のまつはつらくもあらなくにうらみてのみも返る
- 第75段 昔男伊勢の国に率て行きてあらんと言ひければ・・・ @text:ise
- [[index.html|伊勢物語]] ====== 第75段 昔男伊勢の国に率て行きてあらんと言ひければ・・・ ====== ===== 校訂本文 ===== [[sag_ise074|<<PREV]] [[index.html|『伊勢物語』TOP]] [[sag_ise076|NEXT>>]] 昔、男、「伊勢の国に率(ゐ)て行(い)きてあらん」と言ひければ、女、 大淀の浜に生ふてふみるからに心はなぎぬ語らはねども と言ひて、
- 第29話 伊勢の御息所の事 @text:kohon
- 古本説話集 ====== 第29話 伊勢の御息所の事 ====== **伊勢御息所事** **伊勢の御息所の事** ===== 校訂本文 ===== 今は昔、伊勢の御息所、七条の后宮に候ひ給ひけるころ、枇杷の大納言((藤原仲平))の忍びて通ひ給ひけるに、女、いみじう忍ぶとすれど、みな人知りぬ。
- 巻1第4話(4) 七条皇后(長歌) @text:senjusho
- 侍りけるに、さまをかへ、袂を染め給ふ方も、いまそかりけるなんめり。その中に、かの御所にさぶらひける、伊勢といふ女房のもとへ、人のとぶらひ聞こえ侍りける返事に、 >おきつ波 荒れのみまさる 宮のうちは 年経て住みし 伊勢の海士(あま)も 船流したる 心地して 寄らむ方なく かなしきに 涙の色の くれなゐは われらが中の... こそ、またも見え給はざりけめ」と貴く思え侍り。 さても、往生の素懐をとげ給なば、最初引接の人には、伊勢のみにてこそ侍らめと、すずろにあはれに侍り。 ===== 翻刻 ===== 七条の皇后失させ... しき有様にて侍りけるに様を替 袂を染給ふ方もいまそかりけるなんめり其中に彼御 所に侍らひける伊勢と云女房の許へ人のとふらひ聞侍 りける返事に おきつ波 荒のみ増る 宮のうちは 年