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鵜鷺系偽書

うさぎけいぎしょ

藤原定家作に仮託された歌論書。『愚秘抄』『三五記』『愚見抄』『桐火桶』などを指す。

阿仏尼藤原為家のもとから持ち出して冷泉家に伝えた歌書の中に「鵜鷺の書」(鵜鷺二帖・鵜本鷺末)があったという所伝から発生した偽書のため鵜鷺系という。

内容的には『毎月抄』の有心体論と十体論を下敷きにしているが、定家の論とは異質のものであると考えられる。

鎌倉時代末期から室町時代にかけて、二条派冷泉派の対立の中から生まれたと考えられるが、正徹心敬世阿弥などの歌論連歌論能楽論に強い影響を与えた。

rhizome/鵜鷺系偽書.txt · 最終更新: 2014/03/31 21:31 by Satoshi Nakagawa
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