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rhizome:歌枕

歌枕

うたまくら

定義

古くは歌語そのものを指したが、平安時代中期以降、和歌に読み込まれる特定の名所やその地名を指すようになる。このような歌枕は、すでに『万葉集』に見られるが、『古今和歌集』で定着した。

多くは枕詞序詞縁語掛詞などの修辞と併用される。

歌枕が和歌に読み込まれる場合、単に地名を表すだけでなく、たとえば「竜田川の紅葉」「吉野の桜」など特定のイメージを伴って、和歌の表現の一つとなっている。

参考サイト

rhizome/歌枕.txt · 最終更新: 2014/04/07 03:14 by Satoshi Nakagawa