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text:sesuisho:n_sesuisho8-007

醒睡笑 巻8 頓作

7 信長公堺の津へおましなされし時蠣とつめたと海鼠腸と三色を進上せし・・・

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信長公1)、堺の津へおましなされし時、蠣(かき)と、つめたと、海鼠腸(このわた)と、三色(みいろ)を進上せし、その座敷に三条殿2)御入りありて、

  かきくれてふる白雪のつめたさをこのわたにてぞ寒さ忘るる

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一 信長公堺(さかひ)の津へ御座なされし時蠣(かき)とつめた
  とこのわたと三色を進上せし其座敷に三
  条殿御いりありて
   かきくれてふる白雪のつめたさを
    此わたにてそ寒さ忘るる/n8-6r
1)
織田信長
2)
三条西実枝
text/sesuisho/n_sesuisho8-007.txt · 最終更新: 2022/09/26 00:42 by Satoshi Nakagawa