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text:sesuisho:n_sesuisho7-106

醒睡笑 巻7 謡

48 能登の徳宥といふ人のもとにて海士を謡ふに・・・

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能登の徳宥(とくゆう)といふ人のもとにて、海士(あま)1)を謡ふに、「今この経の徳用(とくゆう)にて2)」を、「やれ」と思ひ、「とくゆう3)さま」と直しごとは。

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一 能登の徳宥(とくゆう)といふ人のもとにて海士(あま)を
  うたふに今此経の徳祐(とくゆう)にてをやれと思ひ
  徳祐さまとなをし事は/n7-51r
1)
謡曲「海士」
2)
「徳用」は底本「徳祐」。海士「今この経の徳用にて。天龍八部、人与非人、皆遥見彼、龍女成仏、さてこそ讃州志度寺と号し」により訂正。
3)
底本「徳祐」。
text/sesuisho/n_sesuisho7-106.txt · 最終更新: 2022/09/08 21:20 by Satoshi Nakagawa