text:ichigonhodan:ndl_ichigon055
一言芳談抄 巻之下
55 又云はく真実にこの身を仏にまかせ奉る心をば人ごとにおこさざるなり・・・
校訂本文
又云はく1)、「真実にこの身を仏にまかせ奉る心をば、人ごとにおこさざるなり。後世(ごせ)の勤めに、暇(いとま)を惜しむものは、一人(いちにん)もなきなり」。
翻刻
又云真実(しんじつ)に此身(み)を仏にまかせたてまつる心をは。人ごと におこさざる也。後世(ごせ)のつとめに。暇(いとま)をおしむものは/ndl2-3r
一人(にん)もなきなり/ndl2-3l
1)
顕性房の言葉。53 松蔭の顕性房の云はく渡りに出でたる舟に行きあひたるには・・・参照。
text/ichigonhodan/ndl_ichigon055.txt · 最終更新: 2023/09/01 21:30 by Satoshi Nakagawa