text:ichigonhodan:ndl_ichigon054
一言芳談抄 巻之下
54 又云はく心の専不専を論ぜずして・・・
校訂本文
又云はく1)、「『心の専不専(せんふせん)を論ぜずして、南無阿弥陀仏と唱ふる声こそ詮要(せんえう)』と真実に思ふ人のなきなり」。
翻刻
又云。心の専不専(せんふせん)を不論(ろんせず)して。南無あみた仏と。となふ る声(こゑ)こそ詮要(せんよう)と。真実(しんじつ)に思ふ人のなき也/ndl2-3r
1)
顕性房の言葉。53 松蔭の顕性房の云はく渡りに出でたる舟に行きあひたるには・・・参照。
text/ichigonhodan/ndl_ichigon054.txt · 最終更新: 2023/08/31 21:11 by Satoshi Nakagawa