text:ichigonhodan:ndl_ichigon021
一言芳談抄 巻之上
21 又云はく凡夫は何事もまさしくそのことに臨まぬほどなり・・・
校訂本文
又云はく1)、「凡夫(ぼんぶ)は、何事もまさしくそのことに臨まぬほどなり。意楽(いげう)は、いみじきやうなれども、事にふれて動きやすきなり」。
翻刻
又云凡夫(ほんぶ)は。なに事もまさしくそのことに。のぞまぬ ほどなり。意楽(いげう)はいみじき様(やう)なれども。事にふれて うごきやすきなり/ndl1-6l
1)
明禅法印の言葉。14 明禅法印云はく他力の強縁にあへることを思ふに・・・参照。
text/ichigonhodan/ndl_ichigon021.txt · 最終更新: 2023/08/09 18:59 by Satoshi Nakagawa