text:ichigonhodan:ndl_ichigon016

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16　又云はくいたづらに眠りゐたるは・・・
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一言芳談抄巻之上

16　又云はくいたづらに眠りゐたるは・・・

校訂本文

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又云はく¹⁾、「いたづらに眠(ねぶ)りゐたるは、させる²⁾徳(とく)はなけれども、失(しつ)がなきなり」。

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翻刻

又云いたづらにねふりゐたるは。さとる徳(とく)はな
けれとも。失(しつ)がなきなり／ndl1-6r

https://dl.ndl.go.jp/ja/pid/2583390/1/6

¹⁾

明禅法印の言葉。14　明禅法印云はく他力の強縁にあへることを思ふに・・・参照。

²⁾

「させる」は底本「さとる」。諸本により訂正。

text/ichigonhodan/ndl_ichigon016.txt · 最終更新: 2023/08/07 15:48 by Satoshi Nakagawa