rhizome:平中物語
平中物語
へいちゅうものがたり
概要
平仲物語とも書く。
平安時代中期に成立した、三十八段からなる歌物語。内容は「色好み」の平中(平貞文)を主人公とした話だが、貞文と併称される色好みである、在原業平を主人公のモデルとする『伊勢物語』とは違い、滑稽味のある話が多い。
諸本
参考文献
電子テキスト
- 静嘉堂文庫本『平中物語』(やたナビTEXT)
注釈など
- 『平中物語新講』(目加田さくを・武蔵野書院・昭和32年3月)
- 『平中全講』(萩谷朴・同朋舎・1959年10月)
- 角川文庫『平中物語』(萩谷朴・角川書店・昭和35年4月)
- 『校注平中物語』(山田巌 水野清 木村晟・1970年5月)
- 静嘉堂文庫本の影印・翻刻・五つの注釈書の対校
rhizome/平中物語.txt · 最終更新: 2019/12/12 22:47 by Satoshi Nakagawa