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蜻蛉日記

かげろうにっき

上・中・下の三巻からなる平安時代を代表する日記。作者は藤原道綱母。文学史的には、『土佐日記』につぐ仮名文日記文学で、後の女流日記文学、自照文学の嚆矢となった。

題名は『大鏡』に

この父大臣の御太郎君、女院の御一つ腹の道隆の大臣、内大臣にて関白せさせたまひき。二郎君、陸奥守倫寧のぬしの女の腹におはせし君なり。道綱と聞えし。大納言までなりて、右大将かけたまへりき。この母君、きはめたる和歌の上手におはしければ、この殿の通はせたまひけるほどのこと、歌など書き集めて、『かげろふの日記』と名づけて、世にひろめたまへり。

と見える。

成立は、三巻まとめて最後の記事である天延二年(974)以降に書かれたという説と、上巻が回想によって書かれ三巻それぞれ別の時期に成立したという説があり、後者が有力である。

rhizome/蜻蛉日記.txt · 最終更新: 2014/04/07 14:39 by Satoshi Nakagawa
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