ものがたり
本来は雑談を意味する言葉。
国文学のジャンルとしては、散文の創作文学作品(現代で言う小説)をいう。
その示す範囲はあいまいで、狭義には平安時代のつくり物語、歌物語及び、鎌倉時代以降のそれらを模倣した作品(擬古物語・御伽草子など)を指すが、広義には歴史物語、説話集、軍記などを含める。