わかしてんのう
鎌倉時代末期から南北朝時代初期の二条為世門下を代表する四人の法体歌人のことで、二条派歌壇の重鎮。
『今川了俊歌学書』には、浄弁・頓阿・能与・兼好法師を挙げ、『正徹物語』では能与の代わりに浄弁の子、慶運を挙げる。