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裂帖装

れっじょうそう

装丁の一種。綴葉装(てっちょうそう)ともいう。

日本独自の装丁で、糸綴じの始めと考えられている。平安中期以降の仮名文学 書籍のもっとも一般的な装丁方法。

元永本『古今和歌集』が現存最古。

数枚(五枚程度が多い)の紙を重ねたものを縦に二つ折りにし、その何組みかを糸で繋げたもの。 紙の両面に書かれるため、粘葉装のように白紙の面がない。

日本では鳥の子紙などの、両面に書ける厚手の紙が作られたため、この装丁方法が考案されたが、中国では紙が薄く、両面に書くことが困難なため、糸を使って綴じる方法では袋綴じが考案された。

糸で綴じるため、粘葉装よりは丈夫だが、糸がきれてバラバラになりやすい。したがって、仮名文学作品の錯簡の要因となっている。

rhizome/列帖装.txt · 最終更新: 2014/05/17 23:10 by Satoshi Nakagawa
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