text:sesuisho:n_sesuisho8-oku
醒睡笑 巻8 奥書
巻八奥書
校訂本文
元和元年のころ、安楽庵咄を所望いたし、承り候へば、別しておもしろく存ずるに付けて、「御書集め候ひて草子にいたし給ひ候ふやうに」と申し候ふ処、一両年過ぎ、八冊に調へ給ひ候。紛失つかまつるべきかと存じ、奥に書付け置くなり。
寛永五年三月十七日 重宗1)
翻刻
元和元年之比安楽庵咄を所望いたし 承候へは別而おもしろく存に付て御書集 候て草子にいたし給やうにと申候処 一両年過八冊に調給候紛失可仕かと 存奥に書付置也 寛永五年 三月十七日 重宗/n5-69l
1)
板倉重宗
text/sesuisho/n_sesuisho8-oku.txt · 最終更新: 2023/07/08 13:05 by Satoshi Nakagawa