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text:sesuisho:n_sesuisho8-138

醒睡笑 巻8 茶の湯

4 祇公信濃路にて山家の草庵に立ち寄り茶を所望ありつるに・・・

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祇公1)、信濃路にて、山家の草庵に立ち寄り、茶を所望ありつるに、湯のぬるかりければ、

  お茶のぬるきは春のしるしか

すなはち亭坊、

  むめ2)過ぎてわがとがのおの3)花ざかり

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一 祇公信濃路にて山家の草庵に立寄茶を
  所望ありつるに湯のぬるかりけれは
   お茶のぬるきは春のしるしか
  即亭坊
   むめ過てわかとかのおの花ざかり/n8-53l
1)
宗祇
2)
梅・(お湯を)うめる
3)
栂尾・わが過の
text/sesuisho/n_sesuisho8-138.txt · 最終更新: 2023/02/07 22:08 by Satoshi Nakagawa