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text:sesuisho:n_sesuisho8-099

醒睡笑 巻8 かすり

16 宗長の連歌の座敷に初心と見えし座頭一人ありつるが・・・

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宗長の連歌の座敷に、初心と見えし座頭一人ありつるが、楚忽に、「一句申さんや1)」と伺ひけ れば、宗長、「連歌過ぎてのことにせられよ2)」とありし。

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一 宗長の連歌の座敷に初心と見えし座頭
  一人ありつるか楚忽に一句申さんやと伺ひけ
  れは宗長連哥過ての事にせられよとありし/n8-40r
1)
「連歌を一句」の意。
2)
「平家琵琶の一句は」の意。
text/sesuisho/n_sesuisho8-099.txt · 最終更新: 2022/11/29 21:39 by Satoshi Nakagawa