醒睡笑 巻7 謡
<<PREV 『醒睡笑』TOP NEXT>>
「千手重衡1)に、『雪の古枝(ふるえ)の枯れてだに2)』と。これこそ、そでもないことよ。『よきのふるえ3)』とこそ謡ふべけれ。
一 千手重衡に雪のふる枝のかれてだにと これこそそでもない事よよきのふるえと こそうたふへけれ/n7-49r