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text:myotatsu:ka_myotatsu35

僧妙達蘇生注記

35 をほとの寺上座禅智

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また上野国群馬(くるま)の郡をほとの寺の上座禅智法師は、寺の傍らの神の花・米・糯(もちごめ)・油を一人むさぼり取りて、人に分かたざる報ひに、五丈六尺の大蛇になりて、その寺の礎(いしずゑ)1)の下に五尺入りて伏せり。

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又上野国くるまの郡をほとの寺の上座禅智法師は寺のかたはらの
かみのはな米糯油をひとりむさほりとりて人にわかたさるむくひに五丈
六尺の大蛇になりて其寺の石すゑのしたに五尺入てふせり/n2-59r・e2-56r

https://dl.ndl.go.jp/pid/1145963/1/59

1)
「礎」は底本表記「石スヱ」
text/myotatsu/ka_myotatsu35.txt · 最終更新: by Satoshi Nakagawa