rhizome:勅撰作者部類
勅撰作者部類
ちょくせんさくしゃぶるい
概要
内容
本編は古今和歌集から続後拾遺和歌集の十六代の勅撰和歌集作者を、官位により部類し、各人の系譜、官位、没年を簡潔に略記して、歌数を示している。
部類は帝王以下、作者異議までの34項目に分かち、巻末に「歌仙の事」など7話の和歌説話を付記する。
増補の体裁も、本編とほぼ同じ。
成立
奥書によれば、元盛が建武四年(1337)七月六日、『古今和歌集』から『続後拾遺和歌集』までの勅撰和歌集の作者を類聚し、続いて光之が康安二年(1362)正月七日に、『風雅和歌集』、『新千載和歌集』の増補をなした。
正保三年(1646)、本書にならって榊原忠次が新拾遺和歌集・新後拾遺和歌集・新続古今和歌集の作者、歌数を類聚し『続勅撰作者部類』を編み、二十一代集全作者部類が完成した。
画像資料
rhizome/勅撰作者部類.txt · 最終更新: 2014/03/16 04:39 by 127.0.0.1