きれ
※「せつ」と読む場合は反切の項を見よ。
写本の断簡のこと。特に古筆の断簡を古筆切という。
書道の手本や、茶室に架ける軸にするために、本来完本だったのものを適当な大きさに切断したもの。本文的、美術史的価値の高いものが多い。
また、古筆切を集めて一冊の冊子にしたてたものを手鑑という。