さんごくし
中国三国時代について記した歴史書。二十四史の一。西晋の陳寿撰。
「魏志」三十巻、「蜀志」十五巻、「呉志」二十巻からなる。魏を正統王朝と位置付け、太祖武帝曹操、文帝曹丕、明帝曹叡、斉王曹芳、高貴郷公曹髦、常道郷公曹奐の六代を記す。
のちに宋の裴松之が注釈を加え、現在通行の形が完成した。