しちごちょう
和歌における韻律の形式。七音句に五音句が続く形式で、短歌形式では初句切・三句切になることが多い。
五七調に比べて優美な感じを受ける。
万葉集では五七調が主流だったが、平安時代以降、初句が遊離し、七五調に変化していく。
中世以降、和歌だけではなく、歌謡や軍記、謡曲、浄瑠璃、歌舞伎などへと発展した。