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text:ichigonhodan:ndl_ichigon121

一言芳談抄 巻之下

121 同じく上人云はく聖光上人は談議の最中日中時来たれる時は・・・

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同じく上人1)云はく、「聖光(しやうくわう)上人は、談議の最中、日中(につちう)時来たれる時は、一文一句(いちもんいつく)をも誦(じゆ)しさして、やがて阿弥陀経を始め、礼讃念仏を行じましましき。同聞(どうもん)の聴衆(ちやうじゆ)も、心ならず、各別(かくべつ)に礼讃をしき」云々。

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思ひに住(ちう)すべし云々。同(おなじく)上人云聖光(しやうくはう)上人は。談議(だんぎ)の最中(さいちう)
につちう時きたれる時は。一文(もん)一句(く)をも。誦(じゆ)しさして
やかてあみた経(けう)をはしめ。礼讃(らいさん)念仏を行(ぎやう)じましまし
き。同聞(どうもん)の聴衆(ちやうじゆ)も心ならず各別(かくべつ)に礼讃をしき云々/ndl2-18r

https://dl.ndl.go.jp/ja/pid/2583391/1/18

text/ichigonhodan/ndl_ichigon121.txt · 最終更新: 2023/11/26 12:56 by Satoshi Nakagawa