text:chomonju:s_chomonju597
古今著聞集 変化第二十七
597 久安四年の夏のころ法勝寺の塔の上に夜ながめける歌・・・
校訂本文
久安四年の夏のころ、法勝寺の塔の上に、夜ながめける歌、
われ去なば誰またここに代はりゐむあな定めなの夢の枕や
天狗などのながめ侍りけるにや。
翻刻
久安四年の夏の比法勝寺の塔のうへに夜なかめける哥 われいなはたれ又ここにかはりゐむあなさためなの夢の枕や 天狗なとの詠侍けるにや/s470l
text/chomonju/s_chomonju597.txt · 最終更新: 2020/11/11 18:40 by Satoshi Nakagawa