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text:chomonju:s_chomonju305

古今著聞集 孝行恩愛第十

305 軼人監物頼能重病を受けたりける時大納言重通卿みづから行き向ひて・・・

校訂本文

軼人監物頼能1)重病を受けたりける時、大納言重通卿2)、みづから行き向ひてとぶらはれけり。おほかた精進せられざりける人の、頼能早世の後は、その忌日ごとに魚肉を食せられざりけり。夢中に頼能清談すること、その数を知らず多かりけり。

翻刻

そをはしける軼人監物頼能重病をうけたりける時
大納言重通卿みつから行向て訪はれけり大方精進
せられさりける人の頼能早世の後は其忌日毎に魚肉を
食せられさりけり夢中に頼能清談する事其数を知す多かりけり/s212r

http://kotenseki.nijl.ac.jp/biblio/100190287/viewer/212

1)
源頼能
2)
藤原重通


text/chomonju/s_chomonju305.txt · 最終更新: 2020/04/15 11:46 by Satoshi Nakagawa