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宮内庁書陵部本『隆房集(艶詞)』:藤原隆房
1 人知れぬうき身にしげき思ひぐさ思へば君ぞ種はまきける
2 昨日まで恨みし袖に今朝よりは逢ふ嬉しさを包みつるかな
3 都へと早むる駒の足ごとにそのひまもなく人ぞ恋ひしき
4 急ぎても必ず人にあふさかの関にしあらば嬉しからまし
5 えぞいはぬ思ふ言の葉しげけれど夏野の薄しのびやかにも
6 夜とともにわれにはものを思はせてさのみや人のつれなかるべき
7 君をわれ思ひ忘るるほどばかりわれをや君が思ひ出ざらむ
8 迷ひぬる心の闇の暗ければ明くるも知らぬ今朝の帰り路
9 さもこそは身にあまりぬる恋ならめ忍ぶ心の置き所なさ
10 何となく言ひし心を書き流すその水茎の跡ぞうれしき
11 たちそへる君が面影やかてさは後の世までにわが身離るな
12 君がこと思ひ臥す猪の床なれや恋しかるものかくは苦しき
13 咲きやらぬうけらが花のいぶせさをいかでか君に言ひひらくべき
14 いつとなく君に心をつくば山このもかのもにものをこそ思へ
15 つぶつぶと言はねばこそあれ玉水のあはれいづくに積る思ひぞ
16 東路のすがの荒野の初尾花いつまでものを思ひ乱れん
17 みさごゐる富島が磯の波だにもかけぬをりをりありとこそ聞け
18 うたたねに見し夜の夢や左縄うちはえてのみ人の恋ひしき
19 つくづくと見るに心はくれは鳥あやしと人の目にや立つらむ
20 よそながら触れつる腕の移り香は重ねてけりと人やとがめん
21 思ひかね心は空にみちのくのちかの塩釜ちかきかひなし
22 知るらめやせめてあふひのまれなれば名をさへたどる今日のかざしを
23 うれしさをいつか忘れん年ふりてわが元結に霜は置くとも
24 おぼつかないかなる風に散りにけん誰(たれ)もしのぶのもりの言の葉
25 いかにては心一つの通ひ路も果ては勿来の関となるらん
26 このままに絶えてしいはぬ色なりとそめし心を思ひ返すな
27 情けなき人の心は過ならでさのみもいかが身を恨むべき
28 頼めこしその月なみもたちにけりかき絶えぬるが水茎の跡
29 尽きもせぬ世の苦しさにうちそへていとかく物を思はずもがな
30 君ゆゑの乱り心地はところせや思ひとけどもむすぼほれつつ
31 今さらに焼くとも何か惜しからむ常は思ひに燃ゆる身なれば
32 わが思ふ君がすみかを月や知る影のいたらぬくましなければ
33 人知れぬ恋の住みかを尋ぬればわが臥す床の上にぞありける
34 君が宿の梢にかよふ鳥ならば思ふ心を行きてさへづれ
35 しばしだにいかで恋せぬ身とならん苦しきものを寝ても覚めても
36 君恋ひて落つる涙のたまり水行く方もなきものをこそ思へ
37 君がこと思ふも苦し忘れ草忘るることをわれに教へよ
38 かかりとて身はいたづらになりぬとも歎かじものを君し逢ひ見ば
39 あかなくに離れし君が恋ひしさを言ひ合はすべき人だにもなし
40 たまづさを今は手にだに取らじとやさこそ心に思ひ捨つとも
41 恨めしや賤のをだまきおのれさへ過ぎにし方にひき変へてける
42 いかでわれ君に心をつくさせて恋を苦しと思ひ知らせん
43 わりなしやまれのたまづさそれだにも今は通はぬ恋路なりけり
44 わが中のしどろもどろに乱るればいとど思ひはしのぶもぢすり
45 燃えわたる煙のうちの思ひこそ時をもわかず身をこがしけれ
46 武蔵野の草の葉向けぞむつましきわかむらさきのゆかりと思へば
47 今日やさはうらやましくも逢坂の関を越えける望月の駒
48 そのさきはいとかくばかりなかりしをまさる思ひは去年の今日より
49 歎きつつ春は昔に変はらずといひけん人をよそにやは聞く
50 何とかは濡るる袂に驚かむ袖にみなとの騒ぐなる夜に
51 そのままにまたも結ばぬ菅枕幾重か塵の積りゐぬらん
52 待ちかねて明くればともにかかりけり涙は袖に月は山べに
53 たまさかにわが待ちえたる月なればおぼろげならぬ有明の影
54 誰にもやかかると君は思ふらんあまりなるまでむつれにしこそ
55 このままに君に心を尽さずて明日よりものを思はずもがな
56 恨めしやいつしか鳥の鳴きぬらんいとふは今宵一夜ばかりを
57 今宵さへ忍ぶ心のなぐさまで今朝しもいとどものぞ悲しき
58 たどりつつ分くる袂にかけてけり行きもならはぬ道芝の露
59 後の世をあはれと君が言ふならば死なむ命も何か惜しまん
60 こゆるぎのいそぎてこそは来つれどもみるめ刈り干す海人だにもなし
61 いたづらにたたずむ軒のしのぶ草なれさへ袖に露なこぼしそ
62 もろともに心は通へ蘆垣のさこそひまなき住まひなりとも
63 いく夜経ぬ明けぬものゆゑ行き帰る道芝の露うち払ひつつ
64 恋ひわびて過ぐる月日を数ふれば今年も早く暮れにけるかな
65 新しき春返り来る今年もや去年に変はらずものを思はむ
66 いたづらに年経る中のたぐひかな結ぼほれたるいはしろの松
67 門の内に思ひ入りぬる心こそわれ過ぎ行くと妹に告ぐらめ
68 なぞやこの恋ひし恋ひしと思ひ寝の夢にも君が情けなからん
69 寝ぬる夜の夢に心の変はらずは覚むるうつつも嬉しからまし
70 ともすれば身にそふ君が面影をいかにもえこそ思ひ放たね
71 一筋に同じ流れと見つるよりこの水茎も袖濡らしけり
72 声をだにもの思ふわれに聞かせずは驚くほどの歎きせましや
73 ふる袖は涙に濡れて朽ちぬるをいかに立ち舞ふわが身なるらん
74 なぞもかくわれから人のつらからむ海人の刈る藻に宿りせねども
75 波越さぬさきより袖は濡れにけり思ひ続くる末の松山
76 かねてよりありし迷ひにしるかりきかかる恋路にたどるべしとは
77 海人の刈るみるをあふにてありしだに今はなぎさに寄せぬ波かな
78 おのづから隙だにあらば逢ひ見んと頼みしことは慰みもしき
79 人知れぬ思ひをかけしそのかみもかくやは濡れし袖は涙に
80 思ふとも誰かは知らむつげ枕告げやる人もいまはなき身ぞ
81 尽きもせず燃ゆる思ひはわれ一人富士の高嶺の煙のみこそ
82 これもまた神はうけずぞなりにける御手洗川の禊ぎのみかは
83 帚木のありとばかりは見えよかしさこそ伏屋はよそになるとも
84 さもこそは生けらんかぎりつらからめ後の世をだにあはれとはいへ
85 行く末をえこそ契らね定めなき世にながらへんわが身ならねば
86 かくばかりわれに心をつくさせて思へば君も何にかはせん
87 いたづらに落ち来る君が言の葉もなどわが方の風になびかぬ
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