text:yamato:u_yamato037
大和物語
第37段 出雲はらから一人は殿上してわれはえせざりける時に詠みたりける・・・
校訂本文
出雲、はらから一人は殿上して、われはえせざりける時に詠みたりける。
かく咲ける花もこそあれわがために同じ春とやいふべかりける
翻刻
いつもはらからひとりは殿上して我はえ せさりけるときによみたりける かくさける花もこそあれ我ため にをなし春とやいふへかりける/d20l
text/yamato/u_yamato037.txt · 最終更新: 2017/06/11 13:13 by Satoshi Nakagawa