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text:takafusa:s_takafusa088

隆房集

88 かき絶えて行方も知らぬ君ならば思ひ忘るる時もあらまし

校訂本文

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「ひたぶるにこそ、ありとも知らで、姿をも見ず、声をも聴かずは、なかなかに思ひおこたることもやあらまし」と覚えて、

  かき絶えて行方(ゆくえ)も知らぬ君ならば思ひ忘るる時もあらまし

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翻刻

 ひたふるにこそありとも
 しらてすかたをも見すこゑ/s37l

https://kokusho.nijl.ac.jp/biblio/100002834/37?ln=ja

 をもきかすは中々に思
 おこたることもやあらまし
 とおほえて
かきたえて行えもしらぬ君ならは
おもひわするる時もあらまし/s38r

https://kokusho.nijl.ac.jp/biblio/100002834/38?ln=ja

text/takafusa/s_takafusa088.txt · 最終更新: 2024/06/10 23:55 by Satoshi Nakagawa