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text:takafusa:s_takafusa025

隆房集

25 いかにては心一つの通ひ路も果ては勿来の関となるらん

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「かくまで忍べども、なほ漏り聞こゆるもよしなし。心の内の知る人にてあらむ」と言ひしも、「今は思ひ絶えなん」と聞こゆれば、

  いかにては心一つの通ひ路も果ては勿来(なこそ)の関となるらん

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 かくまてしのへともなをも
 りきこゆるもよしなし
 心のうちのしる人にてあらむと
 いひしもいまはおもひたへなん
 ときこゆれは/s15l

https://kokusho.nijl.ac.jp/biblio/100002834/15?ln=ja

いかにては心ひとつのかよひちも
はてはなこそのせきとなるらん/s16r

https://kokusho.nijl.ac.jp/biblio/100002834/16?ln=ja

text/takafusa/s_takafusa025.txt · 最終更新: 2024/03/16 22:47 by Satoshi Nakagawa