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text:sesuisho:n_sesuisho8-132

醒睡笑 巻8 秀句

18 周桂入江殿に知音の人ありて朝帰りの時宗牧行き合ひて詠める・・・

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周桂(しうけい)、入江殿1)に知音の人ありて、朝帰りの時、宗牧、行き合ひて詠める。

  かづき出る青苔色(せいたいいろ)の頭巾こそ2)入江のあまの3)しわざなるらめ

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一 周桂入江殿に知音の人ありて朝帰の時宗牧/n8-50r
  行合てよめる
   かつき出る青苔いろの頭巾かそ
    入江のあまのしわさなるらめ/n8-50l
1)
三時知恩寺。尼寺
2)
「こそ」は底本「かそ」。諸本により訂正
3)
尼の・海女の
text/sesuisho/n_sesuisho8-132.txt · 最終更新: 2023/01/18 23:17 by Satoshi Nakagawa