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醒睡笑 巻4 奥書
巻四奥書
校訂本文
元和元年のころ、安楽庵咄を所望いたし、承り候へば、別しておもしろく存ずるに付けて、「御書集候ひて草子にいたし給ひ候ふやうに」と申し候ふ処、一両年過ぎ、八冊に調へ給ひ候ふ。紛失してつかまつるかと存じ、奥に書付け置くなり。
寛永五年三月十七日 重宗1)
翻刻
元和元年之比安楽庵咄を所望 いたし承候へは別而おもしろく存るに 付て御書あつめ候て草子にいたし 給候やうにと申候処一両年過八冊に 調給候紛失て仕かと存奥に書付置也 寛永五年 三月十七日 重宗/n4-68r
1)
板倉重宗
text/sesuisho/n_sesuisho4-oku.txt · 最終更新: 2022/06/11 12:01 by Satoshi Nakagawa