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醒睡笑 巻1 鈍副子
20 旅人寒夜のものうさに古畳を一帖所望して着せられ・・・
校訂本文
旅人、寒夜のものうさに、古畳(ふるだたみ)を一帖所望して着せられ、
下に敷き上にも着たる古畳1)二条殿とや人の見るらん
翻刻
一 旅人寒夜の物うさに古たたみを一てう 所望してきせられ 下にしき上にもきたるたたみ 二条殿とや人の見るらん/n1-56r
1)
「古畳」は底本「古」なし。諸本により補う。
text/sesuisho/n_sesuisho1-117.txt · 最終更新: 2021/05/22 22:34 by Satoshi Nakagawa