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text:ima:s_ima028

今物語

第28話 ある女房の賀茂の糺に七日籠りてまかり出づるとて・・・

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ある女房の、賀茂の糺(ただす)に七日籠りて、まかり出づるとて、物に書き付けける、

  鳥の子のただすの中に籠り居てかへらむ時はとばざらめやは

と詠めりければ、「あはれ」とや思し召しけむ、やがて、めでたき人に思はれて、幸ひ人と言はれけり。

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ある女房の賀茂のたたすに七日こもりてまかりいつる
とて物にかきつけける
  鳥の子のたたすのなかにこもりゐてかへらむ時はとはさらめやは
とよめりけれはあはれとやおほしめしけむやかてめてたき
人におもはれてさいわい人といはれけり/s20r

https://kokusho.nijl.ac.jp/biblio/100188642/20?ln=ja

text/ima/s_ima028.txt · 最終更新: by Satoshi Nakagawa