text:ichigonhodan:ndl_ichigon097
一言芳談抄 巻之下
97 又云はく称名念仏は様なきを様とす・・・
校訂本文
又云はく1)、称名念仏(しようみやうねんぶつ)は、様(やう)なきを様とす。身の振舞ひ、心の 善悪をも沙汰せず。ねんごろに申せば、往生するなり」。
翻刻
又云称名念仏(せうみやうねんぶつ)は。様(やう)なきを様とす。身の振舞(ふるまひ)。心(こころ)の 善悪(ぜんあく)をも沙汰(さた)せす。念比(ねんごろ)に申せば。往生(わうじやう)するなり/ndl2-13l
1)
法然上人の言葉。96 法然上人の云はく念仏の義を深く言ふことはかへりて浅きことなり・・・参照。
text/ichigonhodan/ndl_ichigon097.txt · 最終更新: 2023/10/24 11:27 by Satoshi Nakagawa