text:ichigonhodan:ndl_ichigon034
一言芳談抄 巻之上
34 又云はく日来随分に後世を思ふやうなる者の・・・
校訂本文
又云はく1)、「日来(ひごろ)、随分に後世を思ふやうなる者の、行業(ぎやうごう)など退転することあらば、死期(しご)の近付きたると思ふべきなり」。
翻刻
又云日来(ひころ)随分(ずいぶん)に。後世(ごせ)をおもふ様なるものの。行業(ぎやうごう) なと。退転(たいてん)する事あらば。死期(しご)のちかづきたると おもふべきなり/ndl1-8l
1)
聖光上人(弁長)の言葉。33 聖光上人云はく箆をたむるに・・・参照。
text/ichigonhodan/ndl_ichigon034.txt · 最終更新: 2023/08/17 11:45 by Satoshi Nakagawa