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古今著聞集 宿執第二十三
480(序) 宿執者天性之所染着也・・・
校訂本文
宿執者天性之所染着也。文武以下諸雑藝、稟其道、思其名之者、雖臨老、難棄捐。人皆有癖。不能欲罷。是又前業之令然歟。
書き下し文
宿執は天性の染着する所なり。文武以下諸雑藝、その道を稟(う)け、その名を思ふ者は、老いに臨むといへども、棄捐し難し。人皆癖有り。罷(や)めんと欲すれどあたはず。これまた前業の然らしむるか。
翻刻
古今著聞集巻第十五 宿執第二十三 宿執者天性之所染着也文武以下諸雑藝稟 其道思其名之者雖臨老難棄捐人皆有癖不 能欲罷是又前業之令然歟/s384l
text/chomonju/s_chomonju480.txt · 最終更新: 2020/08/19 22:04 by Satoshi Nakagawa