rhizome:平仮名
平仮名
ひらがな
仮名の一種。万葉仮名を字母にし、その草書体である草仮名をさらにくずして簡略化させた仮名。単に、仮名といった場合、平仮名を指すばあいが一般的。
古くは女手(おんなで)といわれたが、中世末期ごろから平仮名と呼ばれるようになる。
正倉院文書にすでにその萌芽がみられるといわれるが、使用例が多く見られるようになるのは和歌が発達する9世紀末から10世紀にかけてである。
さらに、平安時代中期の11世紀ごろから、現在古筆といわれているようなものに代表される美術的完成をみる。
明治33年の小学校令改正以来、一つの音節につき一文字に統一され、それ以外伝統的に使われてきた平仮名を変体仮名というようになった。
rhizome/平仮名.txt · 最終更新: 2014/03/16 04:39 by 127.0.0.1