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大和物語

第78段 監の命婦朝拝の威儀の命婦にて出でたりけるを・・・

校訂本文

監の命婦、朝拝の威儀の命婦にて、出でたりけるを、弾正の皇子1)、見給ひて、にはかにまどひ懸想(けさう)じ給ひけり。

御文(おんふみ)ありける御返事に、

  うちつけにまとふ心と聞くからになぐさめやすくおもほゆるかな

皇子の御歌はいかがありけん、忘れにけり。

翻刻

けむの命婦朝拝のゐきの命婦に
ていてたりけるを弾正の御こみ給
てにはかにまとひけさうしたまひ
けり御ふみありける御返事に
  うちつけにまとふこころときく
  からになくさめやすくおもほゆるかな
御この御うたはいかかありけんわすれ/d39r
にけり又をなし御こにをなし女/d39l
1)
陽成天皇皇子元平親王か
text/yamato/u_yamato078.txt · 最終更新: 2017/08/11 14:09 by Satoshi Nakagawa
CC Attribution-Share Alike 4.0 International
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