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蒙求和歌

第3第10話(45) 五鹿岳々 鹿

校訂本文

五鹿岳々 鹿

五鹿君字1)充宗2)と言へり。権威、世に知られ、談と説、名を得たる人なり。

朱雲といふ人、口弁あり。これを折る者なし。ともに争ひて事(こと)を論ずるに、五鹿詰まりぬ。時の人いはく、「五鹿嶽々たり。朱雲、その角を折る」と言へり。

  雲居より野原の草を吹く風に折れ臥す鹿の声聞こゆなり

翻刻

五鹿嶽々 鹿
五鹿君子充宗ト云ヘリ権威ヨニシラレ談ト説名(ナヲ)エタル
人也朱雲ト云人口弁アリコレヲオルモノナシトモニアラソ
ヒテコトヲ論スルニ五鹿ツマリヌトキノ人云ク五鹿嶽々/d1-25l
タリ朱雲ソノツノヲオルト云ヘリ
  クモヰヨリノハラノ草ヲフク風ニヲレフスシカノコヱキコユナリ/d1-26r
1)
「字」は底本「子」。書陵部本(桂宮本)により訂正。
2)
五鹿充宗
text/mogyuwaka/ndl_mogyuwaka03-10.txt · 最終更新: 2017/11/01 22:28 by Satoshi Nakagawa
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