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敬日上人(きようじつしやうにん)云はく、「遁世に三つの口伝あり。一つには、同宿(どうじゆく)。二つには、同体なる後世者(ごせじや)どもの庵を並べたる所に住むべからず。三つには、遁世すればとて、日ごろのありさまをことごとしく改むべからず」云々。

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敬日上人(きやうじつしやうにん)云。遁世(とんせい)に三の口伝(くでん)あり。一には同宿(どうじゆく)。二に
は同体(どうたい)なる後世者(ごせじや)ともの。庵(いほり)をならべたる所(ところ)に
不可住(すむべからす)。三には遁世(とんせい)すればとて。日来(ひころ)の有様(ありさま)／ndl2-9l

https://dl.ndl.go.jp/ja/pid/2583391/1/9

をことことしく不可改(あらたむべからず)云々／ndl2-10r

https://dl.ndl.go.jp/ja/pid/2583391/1/10