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text:zotanshu:zotan04-05

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text:zotanshu:zotan04-05 [2025/12/21 21:56] – 作成 Satoshi Nakagawatext:zotanshu:zotan04-05 [2025/12/21 22:41] (現在) – [翻刻] Satoshi Nakagawa
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-    養性事 +    養性事 
-  養性医書せり世間人此不知用意 +  養性医書セリ世間人此不知用意 
-  事也細にかたし大旨より午時まてはままにすへし未申 +  事也細ニカタシ大旨ヨリ午時マテハママニスヘシ未申 
-  後すへし夜食尤とも脚気等諸病不調事也然 +  後スヘシ夜食尤トモ脚気等諸病不調事也然 
-  有なる終日出仕して種々美物にて飽食 +  有ナル終日出仕シテ種々美物ニテ飽食 
-  飽酒して房事なとする養性にそむく発病因縁也かかるままに +  飽酒シテ房事ナトスル養性ニソムク発病因縁也カカルママニ 
-  世間豊饒してをつき大名なといわるる人多分みしかし/2-31r+  世間豊饒シテヲツキ大名ナトイワルル人多分ミシカシ/2-31r
  
-  貧家はをのつからしきしも養性とははねともかたき +  貧家ハヲノツカラシキシモ養性トハハネトモカタキ 
-  ままに空腹するすくなし脚気等宜夜食不 +  ママニ空腹スルスクナシ脚気等宜夜食不 
-  食飲水大腹水悪瘡等皆夜食による脚気故貧家 +  食飲水大腹水悪瘡等皆夜食ニヨル脚気故貧家 
-  身疲れたれともくはなしたたとすへるには +  身疲レタレトモクハナシタタトスヘルニハ 
-  有二古病雑病古病飢也雑病四大不調也冨める +  有二古病雑病古病飢也雑病四大不調也冨メル 
-  食過雑病をわつらふ貧家不足にして古病八苦随一 +  食過雑病ヲワツラフ貧家不足ニシテ古病八苦随一 
-  病なきあるへからすされはめるもうらやましからすいつとなく +  病ナキアルヘカラスサレハメルモウラヤマシカラスイツトナク 
-  病する古人云四百四種宿食根本三途八難 +  病スル古人云四百四種宿食根本三途八難 
-  苦女人根本とかかるままににある古病はのかれて雑病 +  苦女人根本トカカルママニニアル古病ハノカレテ雑病 
-  をかされ貧家はをのつから養性する雑病はのかれて古病 +  ヲカサレ貧家ハヲノツカラ養性スル雑病ハノカレテ古病 
-  世にありてめれとも命長からす長命しけれはきたる +  世ニアリテメレトモ命長カラス長命シケレハキタル 
-  かひなし此又作半也功徳黒闇いよいよられたり/2-31l+  カヒナシ此又作半也功徳黒闇イヨイヨラレタリ/2-31l
  
 https://dl.ndl.go.jp/pid/13384727/1/31 https://dl.ndl.go.jp/pid/13384727/1/31
  
-  草たるのは功能すくなくたるのはすくれたりたるは +  草タルノハ功能スクナクタルノハスクレタリタルハ 
-  肉すきてらよはく気短たるは中々骨はかりにして気 +  肉スキテラヨハク気短タルハ中々骨ハカリニシテ気 
-  つよく人肥たるかすとからへるなるかないてたる +  ツヨク人肥タルカストカラヘルナルカナイテタル 
-  事侍筥根山中葦河宿にて或旅人実語経 +  事侍筥根山中葦河宿ニテ或旅人実語経 
-  誦して山高きか不貴から飯大なるをしと云々家主とり +  誦シテ山高キカ不貴カラ飯大ナルヲシト云々家主トリ 
-  もあへずして人肥不貴から賃多とたかひに入興して +  モアヘズシテ人肥不貴カラ賃多トタカヒニ入興シテ 
-  飯大にし賃多くしたりけるとへり冨家貧家得失 +  飯大ニシ賃多クシタリケルトヘリ冨家貧家得失 
-  相はなり作半なから能々思とくに貧家只病きのみ +  相ハナリ作半ナカラ能々思トクニ貧家只病キノミ 
-  ならすいとまもあり罪障軽事無心閑なるのみ +  ナラスイトマモアリ罪障軽事無心閑ナルノミ 
-  有れは冨家よりは道行のたよりをたり冨貴うらやむへ +  有レハ冨家ヨリハ道行ノタヨリヲタリ冨貴ウラヤムヘ 
-  からす万事能々思けは得失相ましはりて作半義尤 +  カラス万事能々思ケハ得失相マシハリテ作半義尤 
-  ○心はぬ妻子同法下部等思解知識也心同法等/2-32r+  ○心ハヌ妻子同法下部等思解知識也心同法等/2-32r
  
-  愛執扶持したくるに貧家求不得苦同法下部をも +  愛執扶持シタクルニ貧家求不得苦同法下部ヲモ 
-  心安養育するなし衣食二事常しけれは分々菩薩 +  心安養育スルナシ衣食二事常シケレハ分々菩薩 
-  心浄名衆生より菩薩 +  心浄名衆生ヨリ菩薩 
-  病より愛執ある猶々中有なし +  病ヨリ愛執アル猶々中有ナシ 
-  たへすもととまらさるままに穢土愛執情つきはてて浄土欣 +  タヘスモトトマラサルママニ穢土愛執情ツキハテテ浄土欣 
-  求弥心はしかるへし自然知識たるへしいかかわろき +  求弥心ハシカルヘシ自然知識タルヘシイカカワロキ 
-  うらみをなさむや大樹衆鳥集枯折弟子 +  ウラミヲナサムヤ大樹衆鳥集枯折弟子 
-  眷属有れは世間しく自行不立打すつへし遺教経意云々 +  眷属有レハ世間シク自行不立打スツヘシ遺教経意云々 
-  ○人刹那刹那にかはる事金言也現量也猿猴れたり +  ○人刹那刹那ニカハル事金言也現量也猿猴レタリ 
-  実なるかな真心常住なれとも悪心浮雲たり +  実ナルカナ真心常住ナレトモ悪心浮雲タリ 
-  随起滅無定者也怱々なるをひさびしき +  随起滅無定者也怱々ナルヲヒサビシキ 
-  時をさましたく人中へさしたし欲界凡夫なるへし/2-32l+  時ヲサマシタク人中ヘサシタシ欲界凡夫ナルヘシ/2-32l
  
 https://dl.ndl.go.jp/pid/13384727/1/32 https://dl.ndl.go.jp/pid/13384727/1/32
  
-  法然房上人弟子(西阿弥/事可有)云々略坐禅用意 +  法然房上人弟子(西阿弥/事可有)云々略坐禅用意 
-  古人坐禅儀殊には天台止観禅門等坐儀法則用意委 +  古人坐禅儀殊ニハ天台止観禅門等坐儀法則用意委 
-  見たり止観云重昏巨散翳動定明煩悩八万四千塵 +  見タリ止観云重昏巨散翳動定明煩悩八万四千塵 
-  労門ともすれは無量無辺也略すれは四分煩悩自貪 +  労門トモスレハ無量無辺也略スレハ四分煩悩自貪 
-  瞋痴等分也猶略すれは只昏散也禅師教相して行門 +  瞋痴等分也猶略スレハ只昏散也禅師教相シテ行門 
-  訓うる時此名目源出止観中にたり坐禅四句分別 +  訓ウル時此名目源出止観中ニタリ坐禅四句分別 
-  有して而不禅々而不坐而坐而禅不坐不禅也初 +  有シテ而不禅々而不坐而坐而禅不坐不禅也初 
-  坐儀はかり規式坐禅するにたれとも昏 +  坐儀ハカリ規式坐禅スルニタレトモ昏 
-  散のかるかる定明する也次浄名不起 +  散ノカルカル定明スル也次浄名不起 
-  滅定現行坐威儀れは深信菩薩諸仏種々仏事施 +  滅定現行坐威儀レハ深信菩薩諸仏種々仏事施 
-  作へとも滅定不起無心にして利益那伽常在定とて +  作ヘトモ滅定不起無心ニシテ利益那伽常在定トテ 
-  仏那伽龍梵語仏たりされは大定無/2-33r+  仏那伽龍梵語仏タリサレハ大定無/2-33r
  
-  事理云へり浄名居士舎利弗坐禅せしをして行住威儀 +  事理云ヘリ浄名居士舎利弗坐禅セシヲシテ行住威儀 
-  現すれとも滅定不離定禅也也是而不坐永 +  現スレトモ滅定不離定禅也也是而不坐永 
-  嘉所謂行亦坐禅亦禅語黙動静体安然也此凡夫 +  嘉所謂行亦坐禅亦禅語黙動静体安然也此凡夫 
-  二乗たり而坐而禅なるは昏散して坐儀うるはしき +  二乗タリ而坐而禅ナルハ昏散シテ坐儀ウルハシキ 
-  これ凡聖して坐禅なるへし第四散乱凡夫也此 +  コレ凡聖シテ坐禅ナルヘシ第四散乱凡夫也此 
-  得さるして坐儀心地大恵禅師黙照邪禅 +  得サルシテ坐儀心地大恵禅師黙照邪禅 
-  天台祖師闇証禅師譏給坐而不禅行人也古人 +  天台祖師闇証禅師譏給坐而不禅行人也古人 
-  云真実坐禅昏散時也煩悩昏散実相定明 +  云真実坐禅昏散時也煩悩昏散実相定明 
-  極寂照或明静言はことに同体也此理智也二名有れとも +  極寂照或明静言ハコトニ同体也此理智也二名有レトモ 
-  体一也水照潤徳有るか真如妙体本来不生一 +  体一也水照潤徳有ルカ真如妙体本来不生一 
-  実境界也百千名有れとも只是一法性也真一云或円 +  実境界也百千名有レトモ只是一法性也真一云或円 
-  覚云名して体不同也なかれ古人云坐禅/2-33l+  覚云名シテ体不同也ナカレ古人云坐禅/2-33l
  
 https://dl.ndl.go.jp/pid/13384727/1/33 https://dl.ndl.go.jp/pid/13384727/1/33
  
-  時若昏沈厚重ならは行道読誦念仏説法教化せよ +  時若昏沈厚重ナラハ行道読誦念仏説法教化セヨ 
-  此仏禅祖訓也云取意万善同帰在之老病随つて気 +  此仏禅祖訓也云取意万善同帰在之老病随ツテ気 
-  力弱仍坐禅行法随了只読誦法談一乗種 +  力弱仍坐禅行法随了只読誦法談一乗種 
-  子小庵籠居時々法談時指出昏蒙 +  子小庵籠居時々法談時指出昏蒙 
-  明静はさむとへり老後述懐也楽天大隠 +  明静ハサムトヘリ老後述懐也楽天大隠 
-  朝市小隠入丘嶽太冷朝市亦喧不如作にはと中隠云々取意 +  朝市小隠入丘嶽太冷朝市亦喧不如作ニハト中隠云々取意 
-  文集知恵深くして境縁にさへられぬ聖人なとは和光同 +  文集知恵深クシテ境縁ニサヘラレヌ聖人ナトハ和光同 
-  塵朝市にましはる人此をしらす道心深して境縁まぬ人也空 +  塵朝市ニマシハル人此ヲシラス道心深シテ境縁マヌ人也空 
-  也上人四条にをはして念仏してしつかなるされけるとかや +  也上人四条ニヲハシテ念仏シテシツカナルサレケルトカヤ 
-  深山小隠也是賢人也伯夷叔斉楽天 +  深山小隠也是賢人也伯夷叔斉楽天 
-  禄少くして出仕任中隠にも不入又朝市にも +  禄少クシテ出仕任中隠ニモ不入又朝市ニモ 
-  ましはらて道行とせしうらやましく楽天出家にもあらす/2-34r+  マシハラテ道行トセシウラヤマシク楽天出家ニモアラス/2-34r
  
-  在家にも禅門志深くして世間忘却せし人也今出家 +  在家ニモ禅門志深クシテ世間忘却セシ人也今出家 
-  僧にまされり文集へたり野客ふて見詩 +  僧ニマサレリ文集ヘタリ野客フテ見詩 
-  山僧坐禅法談してらさる事三年今遁世 +  山僧坐禅法談シテラサル事三年今遁世 
-  僧かかる人有らん妻子有不染れに家属憂へて米塩つき衣 +  僧カカル人有ラン妻子有不染レニ家属憂ヘテ米塩ツキ衣 
-  裳破れて借物なとるよしきけれはをもをも +  裳破レテ借物ナトルヨシキケレハヲモヲモ 
-  餘らはへよ酒肉のかはりにしてきんれもちつくさすして +  餘ラハヘヨ酒肉ノカハリニシテキンレモチツクサスシテ 
-  死するもあるへし又命あらんもうへししとける +  死スルモアルヘシ又命アランモウヘシシトケル 
-  心まめやかにまめやかにうらやましくしからんとはずはつか +  心マメヤカニマメヤカニウラヤマシクシカラントハズハツカ 
-  仏けんや楽天風情事れて欣慕心侍るままに彼 +  仏ケンヤ楽天風情事レテ欣慕心侍ルママニ彼 
-  言処々/2-34l+  言処々/2-34l
  
 https://dl.ndl.go.jp/pid/13384727/1/34 https://dl.ndl.go.jp/pid/13384727/1/34
  
text/zotanshu/zotan04-05.txt · 最終更新: by Satoshi Nakagawa