断簡

だんかん

書物などの一部分だけが切れて残っていること。

意味の似ている「零墨(れいぼく)」と組み合わせて、「断簡零墨」などともいう。

日本には古筆の習慣があるため、断簡には古い本文を残しているものが多い。また、梁塵秘抄は完本が存在せず、断簡しか発見されていない。