差分

このページの2つのバージョン間の差分を表示します。

--- text:shaseki:ko_shaseki10b-02 [2019/05/02 21:41] – 作成 Satoshi Nakagawa
+++ text:shaseki:ko_shaseki10b-02 [2019/05/02 22:02] (現在) – Satoshi Nakagawa
@@ 行 45: / 行 45: @@
   沙石集巻十　下
   　　臨終目出僧事
-  中古の諸宗の先徳の事は和漢みな伝に載たり面々に智行
+  中古ノ諸宗ノ先徳ノ事ハ和漢ミナ伝ニ載タリ面々ニ智行
-  徳たけて臨終みな禅定に入かことく別の奇特なく安然として
+  徳タケテ臨終ミナ禅定ニ入カコトク別ノ奇特ナク安然トシテ
-  化すといへり其間に奇異の事も侍り凡は仏道に身を入れ解
+  化ストイヘリ其間ニ奇異ノ事モ侍リ凡ハ仏道ニ身ヲ入レ解
-  脱に心をかけていつれの宗をも学し行せん人は一筋に臨終の
+  脱ニ心ヲカケテイツレノ宗ヲモ学シ行セン人ハ一筋ニ臨終ノ
-  行儀なるへきに修学の道義すたれて纔に教門を学すれとも
+  行儀ナルヘキニ修学ノ道義スタレテ纔ニ教門ヲ学スレトモ
-  菩提を期する志はあさく世間をいとなむ思ひはふかしさるまま
+  菩提ヲ期スル志ハアサク世間ヲイトナム思ヒハフカシサルママ
-  には顕密の学人の仏法をもて世を渡る橋とし聖教をもて身
+  ニハ顕密ノ学人ノ仏法ヲモテ世ヲ渡ル橋トシ聖教ヲモテ身
-  を養ふ媒とす是故に平生の稽古しかしなから名利の計事
+  ヲ養フ媒トス是故ニ平生ノ稽古シカシナカラ名利ノ計事
-  也慧心僧都発心の後名利の二字をおかまれけるは名利の
+  也慧心僧都発心ノ後名利ノ二字ヲオカマレケルハ名利ノ
-  心にて学問するほとに教門を見あきらめて道心を発したる故／k10-376l
+  心ニテ学問スルホトニ教門ヲ見アキラメテ道心ヲ発シタル故／k10-376l
 https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/item/rb00012949#?c=0&m=0&s=0&cv=375&r=0&xywh=-2390%2C571%2C5375%2C3195
-  也維摩経に欲の釣を以引て仏道に入といへりかつて出離の
+  也維摩経ニ欲ノ釣ヲ以引テ仏道ニ入トイヘリカツテ出離ノ
-  心あらさる名利のためのは学問の智慧もなく道心なからんは
+  心アラサル名利ノタメノハ学問ノ智慧モナク道心ナカランハ
-  かなしかるへし仏教の本意は只菩提心を宗とす三密の教法
+  カナシカルヘシ仏教ノ本意ハ只菩提心ヲ宗トス三密ノ教法
-  は自証あきらかにして利他の徳用をほとこすへし菩薩の行願
+  ハ自証アキラカニシテ利他ノ徳用ヲホトコスヘシ菩薩ノ行願
-  利益を宗とす国を祈り民を安くし災をはらひ福をまねく事上
+  利益ヲ宗トス国ヲ祈リ民ヲ安クシ災ヲハラヒ福ヲマネク事上
-  代より密宗をすくれたりとす先徳の口伝に真言教のあらんほ
+  代ヨリ密宗ヲスクレタリトス先徳ノ口伝ニ真言教ノアランホ
-  とは餘の仏法も有へしといへり此国は金剛一乗有縁の国
+  トハ餘ノ仏法モ有ヘシトイヘリ此国ハ金剛一乗有縁ノ国
-  なり地力自然と云て相応の地有へし日本は独古形の故に
+  ナリ地力自然ト云テ相応ノ地有ヘシ日本ハ独古形ノ故ニ
-  一乗にかたとる五方の鈴を立時独古は西方なり是一乗弥
+  一乗ニカタトル五方ノ鈴ヲ立時独古ハ西方ナリ是一乗弥
-  陀観音につかさとる上宮太子観音の垂跡として始て仏法を
+  陀観音ニツカサトル上宮太子観音ノ垂跡トシテ始テ仏法ヲ
-  弘め最初に老身の所持経法花をとりより給へるも由有へし
+  弘メ最初ニ老身ノ所持経法花ヲトリヨリ給ヘルモ由有ヘシ
-  天竺の摩竭提国の主出家して沙門となり善無畏三蔵是／k10-377r
+  天竺ノ摩竭提国ノ主出家シテ沙門トナリ善無畏三蔵是／k10-377r
-  也龍智菩薩の弟子として密教を唐土にわたし給へり唐の儀
+  也龍智菩薩ノ弟子トシテ密教ヲ唐土ニワタシ給ヘリ唐ノ儀
-  わつかに三代さかりなりといへとも悪王仏法をほろほしける時
+  ワツカニ三代サカリナリトイヘトモ悪王仏法ヲホロホシケル時
-  皆うせぬその真言書あまりに秘蔵して内裏におさめて流布せさ
+  皆ウセヌソノ真言書アマリニ秘蔵シテ内裏ニオサメテ流布セサ
-  る故にうせにき餘の聖教は国におほく流布のゆへにうせはてす
+  ル故ニウセニキ餘ノ聖教ハ国ニオホク流布ノユヘニウセハテス
-  真言教をは伝教弘法慈覚智証等の大師我国へわたし給
+  真言教ヲハ伝教弘法慈覚智証等ノ大師我国ヘワタシ給
-  へり是も有縁のゆへなるへし唐の青龍寺の慧果大師の弘法
+  ヘリ是モ有縁ノユヘナルヘシ唐ノ青龍寺ノ慧果大師ノ弘法
-  大師にかたり給へることはにも人の貴は国王法の貴は密教
+  大師ニカタリ給ヘルコトハニモ人ノ貴ハ国王法ノ貴ハ密教
-  冒地の得かたきにはあらす此法にあふ事のかたきなりとされは
+  冒地ノ得カタキニハアラス此法ニアフ事ノカタキナリトサレハ
-  善無畏も国王として此法をわたし給へるにや彼詞思あはせら
+  善無畏モ国王トシテ此法ヲワタシ給ヘルニヤ彼詞思アハセラ
-  れ侍りこの国は真言天台念仏有縁の国也法相三論華
+  レ侍リコノ国ハ真言天台念仏有縁ノ国也法相三論華
-  厳等は南都東大寺興福寺の三学して諸国に流通せす律儀
+  厳等ハ南都東大寺興福寺ノ三学シテ諸国ニ流通セス律儀
-  禅門は近比興行せり上古より人ことにもならひ行せすこれ宗／k10-377l
+  禅門ハ近比興行セリ上古ヨリ人コトニモナラヒ行セスコレ宗／k10-377l
 https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/item/rb00012949#?c=0&m=0&s=0&cv=376&r=0&xywh=-1970%2C360%2C5805%2C3451
-  のをろかなるにあらす機縁時いたらす既に時いたれるにや律儀
+  ノヲロカナルニアラス機縁時イタラス既ニ時イタレルニヤ律儀
-  も禅門も当世流布せりこの時縁むすひ戒行を守り坐禅を
+  モ禅門モ当世流布セリコノ時縁ムスヒ戒行ヲ守リ坐禅ヲ
-  修すへし法相天台の学者は多けれとも末代は坐禅修練して
+  修スヘシ法相天台ノ学者ハ多ケレトモ末代ハ坐禅修練シテ
-  唯識の観念円頓の妙行する人もまれなるにや只論談決択
+  唯識ノ観念円頓ノ妙行スル人モマレナルニヤ只論談決択
-  をこととし宗の権実を諍ひ教の浅深を論す一期の学は今生
+  ヲコトトシ宗ノ権実ヲ諍ヒ教ノ浅深ヲ論ス一期ノ学ハ今生
-  のためなれは臨終には何事をかすへきとて或は念仏或は真言
+  ノタメナレハ臨終ニハ何事ヲカスヘキトテ或ハ念仏或ハ真言
-  時にのそみて思わつらふ誠に渇にのそみてゐをほるか如しさしも
+  時ニノソミテ思ワツラフ誠ニ渇ニノソミテヰヲホルカ如シサシモ
-  一大事の生死をいつへき計を平生に能々思したため功をつ
+  一大事ノ生死ヲイツヘキ計ヲ平生ニ能々思シタタメ功ヲツ
-  むへきに名利の為にのみ学して最期に臨て忙然たる事可悲々
+  ムヘキニ名利ノ為ニノミ学シテ最期ニ臨テ忙然タル事可悲々
-  々上野国山上といふ所に行仙房とて本は浄道僧都の弟
+  々上野国山上トイフ所ニ行仙房トテ本ハ浄道僧都ノ弟
-  子真言師なりけり近比は念仏の行者にてたとき上人と聞
+  子真言師ナリケリ近比ハ念仏ノ行者ニテタトキ上人ト聞
-  ゑき去弘安元年秋の比入滅前の年より明年臨終すへき／k10-378r
+  ヱキ去弘安元年秋ノ比入滅前ノ年ヨリ明年臨終スヘキ／k10-378r
-  月日病の事共記して箱の中に置弟子是をしらす没後に開て
+  月日病ノ事共記シテ箱ノ中ニ置弟子是ヲシラス没後ニ開テ
-  知之常の念仏者のことく数返なんとはなくして観念を宗として
+  知之常ノ念仏者ノコトク数返ナントハナクシテ観念ヲ宗トシテ
-  万事世間之事執心なき上人なりけり説法の作法も人のし
+  万事世間之事執心ナキ上人ナリケリ説法ノ作法モ人ノシ
-  ゐて請すれは時にのそみて不可思議の小衣はきたかにきて木
+  ヰテ請スレハ時ニノソミテ不可思議ノ小衣ハキタカニキテ木
-  切刀腰にさしなから説法しなんとす布施はひけは制しもせすと
+  切刀腰ニサシナカラ説法シナントス布施ハヒケハ制シモセスト
-  りもせすたたほしきもの思ふさまにとり用ひける世良田の明寅
+  リモセスタタホシキモノ思フサマニトリ用ヒケル世良田ノ明寅
-  長老と得意にて常には仏法物語なんとして禅門の風情も心
+  長老ト得意ニテ常ニハ仏法物語ナントシテ禅門ノ風情モ心
-  にかけたる人と見へたり或人念仏申に妄念のおこるをいかか
+  ニカケタル人ト見ヘタリ或人念仏申ニ妄念ノオコルヲイカカ
-  対治すへきと問ける返事には
+  対治スヘキト問ケル返事ニハ
-  　　あともなき雲にあらそふ心こそ中々月のさはり成けれ一
+  　　アトモナキ雲ニアラソフ心コソ中々月ノサハリ成ケレ一
-  返房の歌にも有臨終の体端坐し禅定に入かことくにて紫
+  返房ノ歌ニモ有臨終ノ体端坐シ禅定ニ入カコトクニテ紫
-  雲庵の前の竹にかかるむらさきのきぬをうちおほへるかことし音／k10-378l
+  雲庵ノ前ノ竹ニカカルムラサキノキヌヲウチオホヘルカコトシ音／k10-378l
 https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/item/rb00012949#?c=0&m=0&s=0&cv=377&r=0&xywh=-2040%2C406%2C5805%2C3451
-  楽空にきこゑ異香室に薫す見聞の道俗市をなす葬送の後
+  楽空ニキコヱ異香室ニ薫ス見聞ノ道俗市ヲナス葬送ノ後
-  灰紫の色にてかほりなつかし灰の中に舎利を得仏舎利の如
+  灰紫ノ色ニテカホリナツカシ灰ノ中ニ舎利ヲ得仏舎利ノ如
-  し彼弟子まのあたりかたりきかつははいも舎利も見侍き世間
+  シ彼弟子マノアタリカタリキカツハハイモ舎利モ見侍キ世間
-  の風聞是同かりき末代には誠に目出度こそうちある念仏
+  ノ風聞是同カリキ末代ニハ誠ニ目出度コソウチアル念仏
-  門の人は心地の法門をうとく思あへり此は智慧のあさき故
+  門ノ人ハ心地ノ法門ヲウトク思アヘリ此ハ智慧ノアサキ故
-  にや弥陀思惟経には平等の心をもて一弾指之間坐禅して一
+  ニヤ弥陀思惟経ニハ平等ノ心ヲモテ一弾指之間坐禅シテ一
-  切衆生のために阿弥陀仏を念せよといへり凡そ一切の行
+  切衆生ノタメニ阿弥陀仏ヲ念セヨトイヘリ凡ソ一切ノ行
-  禅と見れはみな禅也一心のきはまる所にその分々の証有故
+  禅ト見レハミナ禅也一心ノキハマル所ニソノ分々ノ証有故
-  に又一切念仏と見れはみな念仏也一念不生之心地阿
+  ニ又一切念仏ト見レハミナ念仏也一念不生之心地阿
-  字本不生之字義是大乗修行の大体真言密教之通行
+  字本不生之字義是大乗修行ノ大体真言密教之通行
-  也是等の観門はみな弥陀の法身すへては一切仏菩薩の
+  也是等ノ観門ハミナ弥陀ノ法身スヘテハ一切仏菩薩ノ
-  法身を念する念仏也又衆生の心地なり実には凡聖不二／k10-379r
+  法身ヲ念スル念仏也又衆生ノ心地ナリ実ニハ凡聖不二／k10-379r
-  之一実境界也名号を念じ相好を観するは妙用に付て先つ
+  之一実境界也名号ヲ念ジ相好ヲ観スルハ妙用ニ付テ先ツ
-  有相を以方便として応身の益を蒙る応身之念仏也一念不
+  有相ヲ以方便トシテ応身ノ益ヲ蒙ル応身之念仏也一念不
-  生は法身の体にしたしき念仏なり能念所念なき不二の念
+  生ハ法身ノ体ニシタシキ念仏ナリ能念所念ナキ不二ノ念
-  仏也先弥陀の法身を得て用の往生する人も有先相用に
+  仏也先弥陀ノ法身ヲ得テ用ノ往生スル人モ有先相用ニ
-  つきて往生して後無生を得て法身を悟も有り体用不二なれ
+  ツキテ往生シテ後無生ヲ得テ法身ヲ悟モ有リ体用不二ナレ
-  は隔つへからす諸仏の法身自心の実体霊覚不二なりはし
+  ハ隔ツヘカラス諸仏ノ法身自心ノ実体霊覚不二ナリハシ
-  めより此理を信せは用の往生も安くこそされは念仏門の人
+  メヨリ此理ヲ信セハ用ノ往生モ安クコソサレハ念仏門ノ人
-  も心地の修行をうとくすへからす禅門真言の人も念仏の行
+  モ心地ノ修行ヲウトクスヘカラス禅門真言ノ人モ念仏ノ行
-  をかろむへからす法身の体応身の用たかひにかろめうとくすへか
+  ヲカロムヘカラス法身ノ体応身ノ用タカヒニカロメウトクスヘカ
-  らす其機縁意楽にしたかひて修行を懇ろにし生死をはなれ解
+  ラス其機縁意楽ニシタカヒテ修行ヲ懇ロニシ生死ヲハナレ解
-  脱を得へきなり智覚禅師坐禅の外の行法華を誦し念仏を
+  脱ヲ得ヘキナリ智覚禅師坐禅ノ外ノ行法華ヲ誦シ念仏ヲ
-  行し上品上生の往生せる人なりし往生伝に是あり或僧智／k10-379l
+  行シ上品上生ノ往生セル人ナリシ往生伝ニ是アリ或僧智／k10-379l
 https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/item/rb00012949#?c=0&m=0&s=0&cv=378&r=0&xywh=-2097%2C317%2C5805%2C3451
-  覚禅師の没後に永明寺に来てかの禅師の真影を礼すその
+  覚禅師ノ没後ニ永明寺ニ来テカノ禅師ノ真影ヲ礼スソノ
-  ゆへをかたりけるは病によりて死して閻魔王宮へゆく炎王僧の
+  ユヘヲカタリケルハ病ニヨリテ死シテ閻魔王宮ヘユク炎王僧ノ
-  影を図して礼拝し給冥官に問に答云かれは唐の永明寺延
+  影ヲ図シテ礼拝シ給冥官ニ問ニ答云カレハ唐ノ永明寺延
-  寿禅師の影なり人死して必中有を経炎王是をしり生所を
+  寿禅師ノ影ナリ人死シテ必中有ヲ経炎王是ヲシリ生所ヲ
-  判すしかるに中有をへす炎王にしられすして直に上品上生の往
+  判スシカルニ中有ヲヘス炎王ニシラレスシテ直ニ上品上生ノ往
-  生をとけ給へり是によりて王ふかく是をうやまふといへりよて蘇
+  生ヲトケ給ヘリ是ニヨリテ王フカク是ヲウヤマフトイヘリヨテ蘇
-  生して来てかけを礼すとかたりき寿福寺のある老僧名も承し忘
+  生シテ来テカケヲ礼ストカタリキ寿福寺ノアル老僧名モ承シ忘
-  れ侍り年来は阿字観をしけるか観心成就したりけり後には
+  レ侍リ年来ハ阿字観ヲシケルカ観心成就シタリケリ後ニハ
-  大覚禅師の下にして多年坐禅しけるか或時長老に対面してい
+  大覚禅師ノ下ニシテ多年坐禅シケルカ或時長老ニ対面シテイ
-  とま申てまかり候とていてけり此僧少し風気有とて延寿堂に
+  トマ申テマカリ候トテイテケリ此僧少シ風気有トテ延寿堂ニ
-  ありときくにいかにいたはりの中に何くへゆくやらんと不審に思
+  アリトキクニイカニイタハリノ中ニ何クヘユクヤラント不審ニ思
-  はれけりさて帰て倚座に坐して定印むすひて眠るか如くして終ぬ生／k10-380r
+  ハレケリサテ帰テ倚座ニ坐シテ定印ムスヒテ眠ルカ如クシテ終ヌ生／k10-380r
-  死は二十年よりこのかた既に不審はれて侍とそへたてなき同
+  死ハ二十年ヨリコノカタ既ニ不審ハレテ侍トソヘタテナキ同
-  法に語ける目出かりける事にこそ／k10-380l
+  法ニ語ケル目出カリケル事ニコソ／k10-380l
 https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/item/rb00012949#?c=0&m=0&s=0&cv=379&r=0&xywh=-338%2C488%2C5805%2C3451