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text:mogyuwaka:ndl_mogyuwaka13-03 [2018/03/04 12:39] – 作成 Satoshi Nakagawatext:mogyuwaka:ndl_mogyuwaka13-03 [2018/03/04 12:40] – [校訂本文] Satoshi Nakagawa
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 晋の阮宣((阮修が正しい。))、字は宣子といへり。つねに百(もも)の銭(せに)を杖の先にかけて、徒歩(かち)より酒店のほとりに至りて、一人酔(ゑ)ひ暮らして、帰りけり。 晋の阮宣((阮修が正しい。))、字は宣子といへり。つねに百(もも)の銭(せに)を杖の先にかけて、徒歩(かち)より酒店のほとりに至りて、一人酔(ゑ)ひ暮らして、帰りけり。
  
-時の人、おほきに貴びらるる身なれども、世にも仕へざりけり。 +時の人、おほきに貴びらるる身なれども、世にも仕へざりけり。心を立てて時めく人のもとへも行かざりしかども、酒の方(かた)になりぬれば、かくなむありけり。
- +
-心を立てて時めく人のもとへも行かざりしかども、酒の方(かた)になりぬれば、かくなむありけり。+
  
   うづゑつき帰る家路に迷はぬはももの心ぞしるべなりける   うづゑつき帰る家路に迷はぬはももの心ぞしるべなりける
text/mogyuwaka/ndl_mogyuwaka13-03.txt · 最終更新: 2018/03/04 12:41 by Satoshi Nakagawa