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text:mogyuwaka:ndl_mogyuwaka11-15 [2018/02/19 21:37] – 作成 Satoshi Nakagawatext:mogyuwaka:ndl_mogyuwaka11-15 [2018/02/19 21:38] – [校訂本文] Satoshi Nakagawa
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 晋の張華、字(あざな)は茂先、范陽人なり。鷦鷯の賦を作りし人なり。後に司空たり。 晋の張華、字(あざな)は茂先、范陽人なり。鷦鷯の賦を作りし人なり。後に司空たり。
  
-張華が少子韙((張韙))、仰(あふ)ぎて占ふに、中台の星、坼(さ)けたり((「坼」は底本「圻」。文意により訂正))。張華をすすめて、「司(つかさ)をのがれよ」といさめけり。+張華が少子韙((張韙))、仰(あふ)ぎて占ふに、中台の星、坼(さ)けたり((「坼」は底本「圻」。文意により訂正))。張華をすすめて、「司(つかさ)をのがれよ」といさめけり。張華がいはく、「天道は玄遠なり。すべからく徳を修して、こたふべし」と言ひて、驚かずして過ぎけり。
  
-張華がいはく、「天道は玄遠なり。すべからく徳を修して、こたふべし」と言ひて、驚かずして過ぎけり。 +つひに害にあひて、はかなくなりにけり。
- +
-つひに客に害にあひて、はかなくなりにけり。+
  
   影まがふ星は雲居(くもゐ)に名をとめて波に消ゆるは夜半(よは)のかがり火   影まがふ星は雲居(くもゐ)に名をとめて波に消ゆるは夜半(よは)のかがり火
text/mogyuwaka/ndl_mogyuwaka11-15.txt · 最終更新: 2018/02/19 21:39 by Satoshi Nakagawa