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text:jikkinsho:s_jikkinsho07-19

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text:jikkinsho:s_jikkinsho07-19 [2016/02/07 02:26] – 作成 Satoshi Nakagawatext:jikkinsho:s_jikkinsho07-19 [2016/02/07 02:38] Satoshi Nakagawa
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 もつとも用意あるべきにや。 もつとも用意あるべきにや。
 +
 +匡衡((大江匡衡))・斉名((紀斉名))、作文の座にて、
 +
 +  晩寺鐘声渡水来
 +
 +の一句を作り合はせたりけるも、この体のこととぞ。
 +
 +ただし、かやうのこと、わがため、うしろめたからむ人などに、必ず言ひ合はすべし、と思ゆるかたもあり、/k141
  
 ===== 翻刻 ===== ===== 翻刻 =====
行 28: 行 36:
       道ヒソカニワラフ、其後金吾ノ哥講スルヲ聞テ、馬       道ヒソカニワラフ、其後金吾ノ哥講スルヲ聞テ、馬
       助コソマイリヨラレケレトイハレケレハ、弥不請ノ気アリ       助コソマイリヨラレケレトイハレケレハ、弥不請ノ気アリ
-      ケリ、尤用意アルヘキニヤ、/k140+      ケリ、尤用意アルヘキニヤ、 
 +  廿一匡衡斉名作文座ニテ晩寺鐘声渡水来之一句 
 +      ヲ作アハセタリケルモ此体ノ事トソ、但カヤウノ事我 
 +      タメウシロメタカラム人ナトニ、必云アハスヘシト覚ルカタ/k140 
 + 
 +      モアリ、/k141
  
text/jikkinsho/s_jikkinsho07-19.txt · 最終更新: 2016/02/10 01:23 by Satoshi Nakagawa