へいけものがたり
平家六代、約60年間の歴史を語る軍記物語。諸本によって違うが、現在『平家物語』といった場合、覚一本の12巻+灌頂の巻という構成が一般的。
平家の隆盛と滅亡を通し、全体に無常観・因果応報の仏教思想の影響が強く見られる。
平家物語の諸本は極めて多い。その系統は大きく読み本系と語り物系に分けられる。
なお、一般に『平家物語』として、注釈されているのは語り物系の覚一本が多い。
語り物系は琵琶法師によって伝えられた諸本であり、さらに琵琶法師の流派に よって、一方流と八坂流に分けられる。
12巻+灌頂の巻
12巻
天草本平家物語はファビアンによって、ポルトガル人宣教師の日本語教科書と して作られたものである。口語、ローマ字で書かれており、当時の口語を知る 日本語研究資料として欠かすことのできない本となっている。
現存するのは大英図書館本のみ。
【影印】勉誠社文庫8『天草版平家物語』
#すみません、まだ出来損ないですが・・・
#すでに上にあるもの以外の注釈書です。
#ぜんぜん足りないと思うので、書き足してください。