text:zotanshu:zotan04-03
差分
このページの2つのバージョン間の差分を表示します。
| 次のリビジョン | 前のリビジョン | ||
| text:zotanshu:zotan04-03 [2025/12/13 11:45] – 作成 Satoshi Nakagawa | text:zotanshu:zotan04-03 [2025/12/13 12:37] (現在) – [翻刻] Satoshi Nakagawa | ||
|---|---|---|---|
| 行 7: | 行 7: | ||
| 見目形(みめかたち)もよき児(ちご)は、人愛しもてなし、酒宴等に出仕し遊びて、身苦し。連 | 見目形(みめかたち)もよき児(ちご)は、人愛しもてなし、酒宴等に出仕し遊びて、身苦し。連 | ||
| - | 歌・管絃などし、もしは歌ひ舞ひなどして、いたづらに遊ぶほどに、学問もせぬ。公役(くやく)みなこれ損なり。青蝦(あをがへる)の蛇に呑まるるがごとし。見目悪(わろ)くに、目も見せられぬえせ児は、暇(いとま)ありて、学問すればこれ得なり。癩蝦(かたいがへる)の蛇に呑まれぬがごとし。これまた作半(さくはん)なり。 | + | 歌・管絃などし、もしは歌ひ舞ひなどして、いたづらに遊ぶほどに、学問もせぬ。公役(くやく)みなこれ損なり。青蝦(あをがへる)の蛇に呑まるるがごとし。見目悪(わろ)く、人に目も見せられぬえせ児は、暇(いとま)ありて、学問すればこれ得なり。癩蝦(かたいがへる)の蛇に呑まれぬがごとし。これまた作半(さくはん)なり。 |
| - | かくのごとく、万事思ひ解けば、夢中の貧富、苦楽憂喜(くらくうき)するにあらず。観念を平等の法門にかけて、心地(ちんぢ)に一如本源(いちによほんげん)に達すべし。これ道人の義なるべし。書に云はく、「皮に文(もん)あるは剥がる。角の美なるは殺さる。膏(あぶら)ある者は煎(に)らる。音(こゑ)ある者は撃たる。甘泉(かんせん)は渇き、貞木は切らる。これみな得の下に失あり。されば作半(さくはん)なり。 | + | かくのごとく、万事思ひ解けば、夢中の貧富・苦楽、憂喜(うき)するにあらず。観念を平等の法門にかけて、心地(しんぢ)に一如本源(いちによほんげん)に達すべし。これ道人の義なるべし。書に云はく、「皮に文(もん)あるは剥がる。角の美なるは殺さる。膏(あぶら)ある者は煎(に)らる。音(こゑ)ある者は撃たる。甘泉(かんせん)は渇き、貞木は切らる。これみな得の下に失あり。されば作半(さくはん)なり。 |
| [[zotan04-02|<< | [[zotan04-02|<< | ||
| 行 27: | 行 27: | ||
| コレ道人ノ義ナルヘシ書ニ云ク皮ニ文アルハ剥ル角ノ美ナルハ殺サル | コレ道人ノ義ナルヘシ書ニ云ク皮ニ文アルハ剥ル角ノ美ナルハ殺サル | ||
| 膏アル者ノハ煎ラル音アル者ノハ撃タル甘泉ハ渇貞木ハ切ラルコレミナ得ノ | 膏アル者ノハ煎ラル音アル者ノハ撃タル甘泉ハ渇貞木ハ切ラルコレミナ得ノ | ||
| - | 下ニ有失サレハ作半也/2-30 | + | 下ニ有失サレハ作半也/2-30r |
| https:// | https:// | ||
text/zotanshu/zotan04-03.1765593916.txt.gz · 最終更新: by Satoshi Nakagawa
