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text:uchigiki:uchigiki15 [2018/05/11 13:36] – 作成 Satoshi Nakagawatext:uchigiki:uchigiki15 [2025/12/22 12:31] (現在) – [校訂本文] Satoshi Nakagawa
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 昔、天竺の王((「昔、天竺の王」は底本「□□竺ノ」。二字程度破損。『打聞集』の通例により補う。))、夜光る玉のめでたきを持たりける。蔵に盗みしける者の、いかにして入りけるにかあらむ、これを盗みてけり((「盗みてけり」は底本、「□テケリ」。一字程度破損。文脈により補う))。 昔、天竺の王((「昔、天竺の王」は底本「□□竺ノ」。二字程度破損。『打聞集』の通例により補う。))、夜光る玉のめでたきを持たりける。蔵に盗みしける者の、いかにして入りけるにかあらむ、これを盗みてけり((「盗みてけり」は底本、「□テケリ」。一字程度破損。文脈により補う))。
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 今、このことを聞きて、心得るに、悪事・善事はわきまふることなし。ただ、同じことなり。物に心得ぬ者の悪事・善事はわきまふるなり。鴦屈摩羅仏御指を切らずは、たちまちに菩薩になるへきにあらず(([[:text:k_konjaku:k_konjaku1-16|『今昔物語集』1-16]]参照))。阿闍世王は、父を害せずは、いかでか生死をまぬかれむ(([[:text:k_konjaku:k_konjaku3-27|『今昔物語集』3-27]]参照))。盗人、玉を盗まずは((「盗人、玉を盗まずは」は底本「盗人玉ヲ盗ハ」。文脈により「ず」を補う。))、大臣位に登らむやは。ここをもつて知りぬ((「ここをもつて知りぬ」は底本、「是以□リヌ」。一字破損。[[:text:k_konjaku:k_konjaku5-3|『今昔物語集』5-3]]に「此れを以て、「善悪一つ也」と知るべしとなむ、」とあるのにより補う。))、善悪一つなりといふこと。 今、このことを聞きて、心得るに、悪事・善事はわきまふることなし。ただ、同じことなり。物に心得ぬ者の悪事・善事はわきまふるなり。鴦屈摩羅仏御指を切らずは、たちまちに菩薩になるへきにあらず(([[:text:k_konjaku:k_konjaku1-16|『今昔物語集』1-16]]参照))。阿闍世王は、父を害せずは、いかでか生死をまぬかれむ(([[:text:k_konjaku:k_konjaku3-27|『今昔物語集』3-27]]参照))。盗人、玉を盗まずは((「盗人、玉を盗まずは」は底本「盗人玉ヲ盗ハ」。文脈により「ず」を補う。))、大臣位に登らむやは。ここをもつて知りぬ((「ここをもつて知りぬ」は底本、「是以□リヌ」。一字破損。[[:text:k_konjaku:k_konjaku5-3|『今昔物語集』5-3]]に「此れを以て、「善悪一つ也」と知るべしとなむ、」とあるのにより補う。))、善悪一つなりといふこと。
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text/uchigiki/uchigiki15.1526013367.txt.gz · 最終更新: by Satoshi Nakagawa